成道会摂心
12月13日に成道会摂心を行いました。成道会とは、お釈迦さまのおさとりになられた日を尊ぶ法要のことをいいます。お釈迦様は12月の1日から7日間の坐禅に打ち込んだ末、8日目の朝にお悟りになられたました。少しでもそのお姿に近づこうと、曹洞宗の多くの寺院では、12月1日から8日まで、「臘八摂心(ろうはつせっしん)」が行われます。摂心とは心を摂める(おさめる)と書き、諸々の仕事できるだけせずに坐禅のみに集中する期間のことです。日常で自分に振り回される心を調える坐禅の心境を表す意味から転じて、現在では長時間の坐禅会を指す言葉として用いられます。
興教寺では、12月13日の坐禅会にて、いつもは40分1回のところを、3回に増やして摂心を行うことができました。終わりには、皆で成道会の法要も行うことができました。
はじめての試みでしたが、皆すがすがしいお顔で行ずることが出来たようです。
お釈迦さまを尊んでこそのお寺ですので、今後もこのような機会を増やしていければと思います。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。